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むずむず脚症候群

むずむず脚症候群とは

むずむず脚症候群は、「レストレスレッグス症候群」とも呼ばれ、じっと座っていたり寝ているときに時に、主に脚に不快な症状が現れ、脚を動かさずにはいられなくなる病気です。レストレスとは「そわそわした」「絶え間なく動く」という意味があります。

むずむず脚症候群の原因

むずむず脚症候群の根本的原因はまだ分かっていませんが、脳の中で神経どうしの連絡役を担っているドパミンがうまく働かないことや、体内でドパミンを作るときに使われる鉄分の不足によりドパミン量が減少し症状が引き起こされると考えられています。むずむず脚症候群は①原因がはっきりとわからないもの(一次性)。一次性には遺伝性(家族性発症)が多い、②他の病気や薬などが原因で起きるもの(二次性)に分かれます。二次性の原因としては鉄欠乏性貧血や慢性腎不全、糖尿病、妊娠中、胃切除後、慢性関節リウマチ、パーキンソン病などが挙げられます。また、加齢や肥満、喫煙、飲酒、運動不足などが悪影響を与えるという報告もあります。


むずむず脚症候群の症状

むずむず脚症候群には4つの特徴的な症状があります。
1)脚の不快な感覚のため、脚を動かしたくてたまらなくなる
2)安静にして横になったり座ったりしていると、症状があらわれてくる、または強くなる
3)脚を動かすと、不快な感覚が軽くなる
4)夕方から夜にかけて症状が強くなる

症状の例
・イライラする ・ムズムズする ・だるい ・ちくちくする ・ほてる ・虫が這うような感じ ・痛い
・痙攣する ・脚を動かしたくなる ・電流が流れている ・脚をたたきたくなる ・脚がでたらめに動く・かきむしりたくなる

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当クリニックのむずむず脚症候群の治療

・鉄分の場合には鉄分を投与します。鉄分を多く含む食品をとるよう勧めるとともに、吸収を助けるような栄養素やサプリメントをご紹介します。
・他の疾患が原因となっている場合は、基礎疾患の治療を専門医で受けていただきます
・カフェイン、アルコール、喫煙などを控えてもらうなどの生活指導や睡眠指導を行います。
・薬剤による治療が必要な場合は、鉄剤、ドパミン製剤、非ドパミン製剤などを用います。

むずむず脚症候群の検査のながれ

採血をして、鉄欠乏状態がないか、慢性腎不全や糖尿病、関節リウマチ等が合併していないかを調べます。また、MRI、CAVI、脳波検査などを行い、症状が似ている他の疾患との区別をしていきます。

むずむず脚症候群になりやすい人の特徴

日本のむずむず脚症候群の患者数は人口の2~4%、200万~400万人でこのうち治療が必要な人は70万人ほどと考えられます。男女の比率では女性が男性の1.5倍で、年齢が高くなるにつれ、かかる率が高くなると言われています。